カブトムシを上手に何匹も飼育している人がいれば、あまり得意ではない人もいます。
同じエサで同じように容れ物に入れて飼育しても、カブトムシを元気に飼う人もいれば、すぐに死んでしまったという人もいるでしょう。
カブトムシは生き物なので、もともと丈夫で元気なものもいれば病気になりやすい弱いものもいます。
そこでカブトムシを上手に飼いたい時は、丈夫なカブトムシを選ぶという事が大切になってきます。
元気なカブトムシの見分け方
元気なカブトムシと弱ったカブトムシはどこが違うのでしょうか。
これはオスだとよくわかりますが、頭の角をちょっとさわってみると元気なカブトムシはガッチリと力があるように感じます。
ところが弱ったカブトムシですと角をさわったらグラグラとして力がありません。首だけではなくカブトムシの胸とお腹の関節もグラグラとして手足も力がありません。
そして口から蜜を吸う時の黄色い舌を出しっぱなしにしているカブトムシも弱っている事が多いのです。
また、カブトムシの体を見るととても小さな白や赤い色の粉のようなものがいっぱい付いていることがあります。
これは「ダニ」といってカブトムシの寄生虫です。
弱ったカブトムシはダニが多くついている事もあります。
カブトムシのダニはどういった悪さをするのかはよくわかっていませんが、元気なカブトムシは気持ちが悪いのかさかんに頭や触覚についたダニを手足で取り除こうとする行動が見られます。
元気が無くなるとめんどうくさくなるのか、ダニを気にしなくなるので増えてくるのかもしれませんね。
元気なカブトムシは力がある
元気なカブトムシは手で握る事が難しいぐらい力も強いです。手の中で暴れて痛くて持っていることができないくらいです。
うっかり頭の角と胸の角の間に指を入れるとはさまれて指がケガをする事もあるので注意しましょう。
元気なメスはオスよりももっと持ちにくいです。メスにはオスのようなりっぱな角もありません。
だから持ちにくいですし、手足のギザギザがオスより鋭いので痛くて持っているのが大変です。
飼育も慣れてくるとカブトムシにちょっとさわったり見ただけで弱っているか元気なのかわかるようになります。
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