カブトムシのエサ入れ
カブトムシのエサは昆虫ゼリーの容器をそのまま床に置いておくだけでもいいですが、せまい虫の容器の中でコロコロとけとばされて不安定です。
そこで木をくりぬいたエサ入れなどを入れて置くと便利です。
エサ入れにゼリーの容器ごとセットしておくとカブトムシも食べやすくなります。エサ入れを利用するとエサを食べている姿が観察しやすくなります。
カブトムシの床
エサと容器があればとりあえず飼育できますが、ここからは上手に飼うための方法です。
容器の準備が整ったら中にカブトムシの床のベッドをいれておきましょう。これはキッチンペーパーのような水に溶けにいく紙を容器の床に敷いてあげるのです。
どうしてベッドが必要なのかといいますと、カブトムシはひっくりかえると自分で起き上がるのが大変なのです。
ツルツルとした容器の底はカブトムシも苦手です。そこで足が滑らないようにベッドのマットを敷いてあげるのです。
ベッドには他にも大事な役目があります。カブトムシのウンチはとても大量に出ます。それを吸い取ってカブトムシの体が汚れるのを防ぎます。
そして最後は、カブトムシが乾燥するのを防ぎます。カブトムシは湿度が低いと弱ってしまいます。
水の中で泳いだりお風呂には入りませんが少し湿った状態が大好きなのです。
カブトムシは普通水を飲みませんが、あんまり乾燥してくると口から黄色い管を出して水を吸う時もあります。
カブトムシがやってきて、口から管を出して歩き回っているときは、お腹が減っているか、喉が乾いているときです。
疲れた時も良く管を出しています。そこでカブトムシのベッドは少し湿り気を持たせておきます。
ジャブジャブとするのはではカブトムシも溺れてしまいますが、一度水でぬらして手でギュッと絞ったぐらいがちょうど良いのです。
カブトムシのベッドは、同じような目的ならばどのような材料でも良いですから、いろいろ自分で試して見るのも良いでしょう。
最近は昆虫マットというゼリーのような商品も売られています。これを使う場合には昆虫マットの上に木くずや木の葉を薄く敷いてあげると良いです。
カブトムシのベッドは汚れてきたら新しいものに変えてあげましょう。
カブトムシの屋根
カブトムシのベッドで使うキッチンペーパーはカブトムシの屋根にも使えます。
カブトムシを飼育しているとエサやカブトムシの出すにおいで小さなハエが飛んできます。
これが容器の中に入らないように容器とふたの間にキッチンタオルをはさんでおきます。そして容器内が簡単に乾燥するのを防いでくれます。
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