みなさんはカブトムシをどうして飼育しようと思ったのですか?
友達が見せてくれたので欲しくなったのでしょうか。
それともたまたま人からもらったり、どこかで捕まえたからでしょうか。
学校の宿題でカブトムシの飼育に決まった人もいるでしょう。
でも、皆さんがどんなに大事な理由があっても、カブトムシは最初から人間に飼育されるためにこの世に生まれてきたのでは無いということを知ってもらいたいのです。
カブトムシの命
カブトムシの寿命はどれくらいあるか知っていますか。
カブトムシは角のある成虫ですとたったの2ヶ月ぐらいの命です。
そして1年の大半は地中でイモムシのような幼虫として過ごします。
カブトムシは本当は幼虫のような生活が基本なのです。
皆さんが良く知っているカッコイイカブトムシは成虫で最後の晴れ姿。
成虫は本当は次の命を伝えていく大事な役目があるのです。
せっかく飼育するのでしたら、本当は卵を生ませて次のカブトムシのこども達を育てるという事までしたいのですが人間に飼われるとそれもなかなか難しいかも知れません。
せめてカブトムシの残りの短い命の時間を楽しませてあげるのが、飼育する人の大事な責任です。
そして、どんなに大事に飼育してもカブトムシは人間と同じ「生き物」ですからそれぞれ寿命があります。
だからどんなに頑張っても突然死んでしまう事もあります。
カブトムシは秋になって寒くなる頃には死んでしまいます。
これは自然の決まりなので暖かくしてあげてもあまり意味がありません。
カブトムシの好きな事
カブトムシは大好きな甘いエサがあれば本当に喜びます。
1匹だけで寂しいかなと思う事もあるかもしれませんが、カブトムシはひとりでたっぷりエサを食べて寝て、また食べていられるだけで幸せです。
自然の中では一生懸命エサをさがしたり、他の虫と競争したりしなくてはなりませんが、飼育されているなら人間が与えてくれますのできっと喜んでいるはずです。
皆さんがカブトムシを1日でもながく生きて欲しいと思うのなら、カブトムシがのんびりと暮らせるような環境を考えて見てください。
そのヒントは、できるだけカブトムシを驚かさない(ストレスを与えない)事。そして良いエサを与える事の2つしかありません。
まとめ
◎カブトムシは人間が思っているような事はほとんど喜んでくれません。
それはカブトムシの目的が飼育される事ではないからです。
◎カブトムシを喜ばせてあげるとできるだけ長生きしてくれるかも知れません。
そのためには良い環境とおいしいエサを充分与えてあげる事です。
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